熊本市南区でヒビ割れのひどいブロック塀を左官モルタル全面補修後、ベルアートを使ってコテでヘアーライン仕上げをしました。コテを使った塗装について解説していきます。
ベルアートにも種類があります。まずは、その紹介からしていきます。

＊ベルアートF
超耐久性・低汚染フッ素樹脂系
多意匠装飾仕上げ塗材

＊ベルアートsi
・高耐久性・低汚染セラミックシリコン樹脂系
多意匠装飾仕上げ塗材

＊ベルアート
・アクリル樹脂系多意匠装飾仕上げ塗材

＊弾性ベルアート
・弾性アクリル樹脂系多意匠装飾仕上げ塗材

＊ベルアートIN
・内装用多意匠装飾仕上げ塗材（防火認定材料）

大きく分けて5種類あります。塗る場所であったり、仕様により使い分けます。今回は、1番スタンダートなベルアートを使います。
薄めのヘアーライン仕上げとのことで、専用のコテと柄をつけるための、ホウキみたいな道具を使います。


まずは、左官モルタル全面補修です。一旦真っ平らにモルタルで仕上げます。

つずいてシーラーを塗っていきます。吸い込み止めと密着性を高めます。この工程はお客様からは見えない工程ですが、絶対に必要な工程です。料理で例えると、最初にフライパンに油をひくかひかないかくらいだいじです。

コテで2回塗ります。
私は、コテで塗る前に、ローラーで、1回薄めたベルアートで色だけ付けます。なので、3回ぬります。
コテだけですと、どうしても端などが透けやすいので、1回薄めたベルアートで色をつけることにより透けを防止できます。
ベルアートなどの仕上げ塗材は職人によって仕上がりなどが全く違うので、職人選びには、十分気を付けましょう。
1回薄めたベルアートで色を付けたら、次はコテでフラットに材料を付けていきます。この時点ではまだ、柄はつけません。

コテでもう一回材料を付けていきます。材料をある程度均等に付けたらホウキみたいな道具で優しく柄を付けていきます。
薄めのヘアーライン仕上げとのことでですので、薄く柄を付けていきます。
この作業は、完全に職人のセンスによだねられます。コテで材料をつけて急いで柄をつけてあげないとすぐに乾いて汚くなるので、ある程度塗っては柄をつけての繰り返しです。

こうしてベルアートヘアーライン仕上げの完成です。
このような、ベルアートを使った塗装やブロック塀の塗装などでお悩みの方は街の外壁塗装やさん熊本店までご相談ください。