皆さんこんにちは、街の外壁塗装屋さん熊本店です。
今回は熊本市東区にて行った雨漏りしていた1軒家の外壁塗装の様子を紹介します。

雨漏りしていたベランダ外壁に下塗りをしていくのですがそのままで塗装できない状態と判明。
塗料と相性の悪いシリコンが打たれている箇所があったのでそれの対策を先に講じます。
なぜ相性が悪いのか、その対策とは何か説明していますので早速見ていきましょう。

前回までの様子
熊本市東区にて雨漏りしている1軒家の現場調査、お家の最大の敵は経年劣化！
熊本市東区にて雨漏りしていた1軒家のひび割れ補修、小さなひび割れが大きな雨漏りに繋がります！

使用した塗料

外壁下塗り

逆プライマー

実際の施工の様子

逆プライマー塗布

通常であれば外壁下塗りからなのですが、今回窓周りなどにシリコンが打たれていたのでペインター20を塗布しました。
シリコンには塗料が密着しないので、こういった逆プライマーと呼ばれる材料を塗って密着力を上げる必要があります。

シリコンは基本的には塗料を弾いてしまって全くと言っていいほど塗料が付きません。
そのため塗膜も形成できないのでこのような材料を塗る必要があります。

そもそもシリコンの特徴の一つとして非粘着性というものがありますので塗料に限らずテープなど他のものも全然くっつきません。

外壁下塗り

下塗りですがモルタルはサイディングとかと違って耐水性がなくなるとひび割れやすくなる特徴があるので、微弾性フィラーと言って粘り気がある塗料を使ってひび割れに対する強度を上げる必要があります。
しかしフィラーだけでは仕上げ塗料の吸い込みを防止できないので下塗りでシーラーを別に塗ってあげなくてはいけません。

ですが今回当店がご用意した塗料は両方の機能を備えているので下塗りが1回で済み、施工費用も抑えることができます
下塗り後は塗料乾燥のため一晩置きます。

中塗りや上塗りの様子はまた次回紹介したいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございます。

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