ビフォーアフター

熊本市北区植木町の住宅内部に雨漏りをしているとのことでご連絡いただき、その日のうちに現場調査にうかがいました。
左の写真の面が雨漏りしている面です。1階が水が回っていました。下半分が他社様で塗られたみたいですが、2階から雨漏りきていると思われます。
コーキングの密着不良と割れなどが見受けられました。
工事は当初1面だけでしたが、全体をはしごなどで、見た結果ひびなど今後雨漏りにつながる箇所が複数見られましたので、全面塗り替えを提案させていただき、全面塗り替えになりました。

まずは、仮設足場組み立て作業になります。足場組み立て作業の数日前に、必ず近隣の方々への工事日程表と粗品をもって、ご挨拶とお詫びに回ります。
工事依頼主の方はあいさつ回りきにされますが、私達がしっかりまわりご説明しますのでご安心を。

高圧洗浄作業は、雨漏りしているのでやさしめに洗います。ついでに雨漏り原因がありそうなところにあえて水を当てて雨漏り原因箇所を割り当てます。
この時点で雨漏り原因箇所は判明します。
材料搬入もしました。下塗りは厚膜仕様で柄も付けるので缶数はかなり多いです。15缶です。マスチックパターン付けという仕様です。
材料はお客様に見ていただくようにはしています。

コーキングでひび割れなどは全て埋めていきます。
この作業でまずは雨漏りを止めてしまいます。高圧洗浄作業のときにおおかたの雨漏り原因箇所は判明しているので、だいたい止まります。それ以外のところも入念みながらコーキングをいれていきます。

つぎは、養生作業をして、塗らないところはよごさないように丁寧にしていきます。
養生作業が終わるといよいよ下塗りに入ります。
何人かで縦一列になり柄の大きさや材料の料など合わせて塗っていきます。ある程度経験のある職人でないと塗れません。
右の写真のような柄になります。

下塗りがおわると中塗りと上塗りを塗っていきます。
上塗材料は日本ペイント水性パーフェクトトップです。最近では、主流になりつつある塗料のひとつです。
・アクリル
・ウレタン
・シリコン
・ラジカル
・フッ素
・無機
大きく分けて6つのグレードの下のグレードがアクリル、最上位グレードが無機です。
今回の材料は、パーフェクトトップで、ラジカルにあたります。

門塀も汚れが目立っていたのでサービスで塗らしていただきました。
よく他の職人に「サービスがすぎる」と怒られます。でもよりいいものを提供したいので、気になるとこなどはこんごもサービスでたくさん塗ります。

ぬりおわりましたら最終の手直しにまわります。
特に窓周りなどのはみ出た塗料などを掃除してテープを貼りもう一度刷毛で塗り綺麗な真っ直ぐなラインを作ります。
お客様が見てもあまりわからないようなことですが、そういうところも含めできる限り綺麗なものを提供したいという気持ちです。

雨漏りもとまりきれいになりました。お客様もよろこばれていたのでよかったです。

最後に足場を解体して、近隣の方々への最後のあいさつもまわり工事完了です。