皆さんこんにちは、街の外壁塗装やさん熊本店です。
今回は菊池市にて行った住宅木部の染み抜きの様子を紹介します。

前回高圧洗浄をしたのですが実はその作業とほぼ同時に木部の染み抜き作業も行っていました。
染みはどうやってできるの？何が問題なの？などを説明していくので早速見ていきましょう。

どうやってシミができるの？

天然木材を使用している場合、経年劣化によって木材内部からにじみ出てきた樹液やアクなどが紫外線に当たると汚れとなって残ってしまうのです。
これがシミになります。

このほかにも日焼けやカビなどでもシミはできてしまいます。

シミがあると何がいけないのか

単純にシミは汚れの一種なので単純に汚いです。
あと、見た目も正直良くないです。
今回のお客様の場合色を付けてるところもあるためわかりづらいのですが、基本的には見た目はかなり悪くなります。

木材を使った建築物はほとんどその木材自身の見た目が良くて採用されてるはずですのでこの見た目が損なわれることが一番良くないです。

木材を再生するシミ抜き

まずはシミ抜きをするために専用の材料を塗っていきます。
使用したのは株式会社ミヤキの「アクロンAB」です。
あく、手垢、日焼けなど木部塗装の下地処理に使える材料です。

この材料を噴霧器を使って表面に塗っていきます。
お客様がご自身で塗られたところは色が入っているので、色は抜けませんがアクやシミだけが抜けていきます。
南の外壁だけはなかなかシミがしぶとかったのでアクロンを２回塗布しています。

木部全てに塗布し終わったら３０分程待ってから高圧洗浄で流します。
するとこのようにシミが垂れて落ちていってくれます。

染み抜きが終わるとこんなに変わります！！
まるで新品のように見えませんか！？

これで木部の塗装前の下処理も終わったので次からいよいよ塗装に入ります。

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